(画像引用元:毎日新聞*

京都アニメーション(京アニ)の放火事件で今出ている情報だけでも死者が20人以上と考えられます(最終的に50人くらいになる可能性も……)。
本当に悲惨な事件で、胸が痛いです。

犯人は病院に搬送されており、詳しい情報が出るまでにもう少し時間がかかりそうですが、京都アニメーションの被害はかなり深刻です。
数あるアニメ制作会社の中でも、評価が高く、ファンも多数抱えていて、海外ファンからも追悼メッセージや応援のコメントなどが寄せられています。

外部の犯行だと考えられ、恨みがあったようですが、どんな理由があったとしても犯人が許せないですね。
こんなに不快感を覚えるニュースも珍しいです。

亡くなった方だけでなく、けが人だけでもかなりの数で心配なのは当たり前ですが、京都アニメーションが倒産してしまうんじゃないかと考えるととても悲しくなってきます。

スポンサーリンク

京都アニメーション(京アニ)が倒産?

今回放火されたのが京アニの第1スタジオで、建物は全焼しています。
まず機材などは保険や募金、クラウドファンディングなどでどうにかなるとしても、データなどの損失がどの程度なのかわかりません。
確実な情報ではありませんが、自社サーバーで第1スタジオにあったっぽいし、クラウドにバックアップもなさそうです。

そしてなにより人材の被害が大きすぎます。

第1スタジオは作画の本社で、今回の被害に遭ったほとんどの人がアニメーターや演出などのアニメ製作スタッフだと考えられます。
京都アニメーションの第2スタジオもありますが、ワンフロアのみで第1スタジオに比べると小規模な制作現場です。

2018年6月時点で従業員の人数は154人でしたが、アニメーターだけだともっと少なくなります。
京アニの高クオリティなアニメはすべて自社スタッフで賄っていたので、今回の犠牲になった死傷者が50人近くと考えると、すぐに再開というのはまず無理です。

重軽傷者のスタッフのけがの程度にもよりますが、火傷というのは後遺症も残ります。
精神的なダメージもあるでしょう。

そしてまだ安否確認が取れていない人の中には、アニメ作品の根幹となる著名な監督なども含まれています。
京アニ作品として影響力の強かった人材を何人も失うことで、もうそれだけで京アニは潰れてしまうかもしれません。

そのぐらい特別で、優秀なアニメ制作会社だったんですよね。
京アニならではのこだわりや技法というのはあったはずです。
他のアニメと比較しても作画は抜群に良いし、見れば京アニだなとわかるのはすごいことです。

そんなアニメ制作会社の原画マンだけでなく優秀な監督や演出家などを失っていたとしたら、再建は絶望的なのかもしれません。

2階には託児所も併設されていた

ブラックブラックと言われるアニメ制作会社の中でも、給与や福利厚生などもしっかりしていました。
アニメ業界の良心と言っても過言ではないかもしれません。

女性スタッフが多いこともあり、第1スタジオの2階には託児所も併設されていたそうです。
今回建物が全焼していることから、子供がいたことも十分に考えられます。

あまりにも痛ましい事件ですね。

制作、公開が決まっていた作品

今は作品どころではないでしょうが、製作や公開が決まっていた作品も多数あり、それらはもう公開されないかもしれません。

  • 2019年9月6日公開 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-
  • 2020年1月10日公開予定 劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
  • 2020年夏公開予定 Free!完全新作劇場版
  • 公開未定 響け!ユーフォニアム 久美子3年生編
  • 公開未定 小林さんちのメイドラゴン 第2期

スポンサーリンク

まとめ

こんな形で潰れるなんて考えたくはないですが、京アニには代わりのいないくらい優れたアニメーターが多かったんです。
どんな理由で犯人が放火したのかわかりませんが、許せないですね。

海外でも日本のアニメの海外配給などを行うセンタイ・フィルムワークスがクラウドファンディングで義援金を募ってくれています。
記事執筆時点で2,000万円をこえています。
本当にありがたいことですが、失った人が多すぎて悔しいです。

京アニには倒産してほしくないですが、今は何よりけがをされた方が回復されることを祈ります。
亡くなった方もご冥福をお祈りいたします。

今回けがをしたアニメーターさんが、命は助かったけど絵を描けなくなるなんてことにはなってほしくないですね。