(画像出典元:Google)

2019年8月10日にJR大阪駅前の路上で恐ろしい事件が起きていました。
原付バイクに乗った男がフェラーリを停車させ、バールのような金属の棒で襲撃したというのです。

幸い運転手の男性と同乗者は軽い怪我で済んだみたいですが、フェラーリの窓ガラスは割られ、サイドミラーも破壊、車体も傷だらけにされてしまいました。
さらに犯人の男は「金をくれ」と言いながら、車内にあったバッグを奪おうとしましたが、運転手が必至に防いだことで回避できたようです。

本当に物騒な世の中になりましたね。

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犯人はなぜ攻撃してきたのか

この事件があった日は第31回なにわ淀川花火大会があった日です。
そのため道路が大変混雑しており、フェラーリが左折するため車線変更した際に、すぐ左を並走していた原付バイクに接近したものと思われます。

接触まではしていないでしょうが、原付バイクの男はそれが気に入らなかったのかフェラーリの前でターンして、向き合う形で進路を塞ぎ、降りてきています。
「危ないな、兄ちゃん。調子乗ってんな」と話しているので、男が少しばかりフェラーリの運転が危険だった可能性もあります。

ただそうであったとしても、いきなりバールで襲ってくるあたりまともな人間ではないように思います。
そもそもバールを携帯している時点でおかしいですよね。

犯人はなぜ逮捕されないの?

かなり悪質な犯行ですぐに被害届も出しているようですが、犯人はまだ逮捕されていません。
もう1ヵ月以上経過しています。

逮捕されない理由としては「ナンバープレート」が付いていなかったため、原付バイクの特定が困難というのがあります。
しかし大阪市内であれば防犯カメラは多数設置されているはずです。

それなのにどうして?と疑問が湧いてきますね。

一方、この事件は被害者が軽い怪我で済んでおり、怪我をしたのも直接バールで殴られたわけではなく、割れたガラスでちょっと怪我をした程度なんです。
この場合、傷害罪になるかもしれませんが、威嚇目的で車体だけを攻撃し、人に危害を加える意思がなかったのであれば過失傷害罪になる可能性もあります。

そしてフェラーリを攻撃されたのは器物損壊罪ですね。
ただ過失傷害罪も器物損壊罪も親告罪なんですよ。

それに原付バイクの男はバッグを奪おうとするものの奪えていないので窃盗に関しては未遂です。
(強盗未遂ではなく窃盗未遂というのもポイント)

ストーカー規制法違反や強制わいせつ罪なんかも親告罪ですが、犯人が特定できていない場合は警察はほとんど動いてくれませんよね。

このことから警察が捜査に力を入れていないんじゃないかなと思ってしまいます。
悲しいですが、この事件で大怪我をしたり、バッグも奪われて窃盗ではなく強盗になっていたのであれば、もっと真剣に捜査されていたんじゃないでしょうか。

もちろん被害者らが軽傷で済んだことは良いことですけど。

続いて警察の検挙率も見てみましょう。

2017年のデータですと全体の検挙率は35.7%ですが、凶悪犯罪(殺人・強盗・放火・強制性行)に限定した場合の検挙率は80.3%になります。
要するに凶悪犯罪以外はほとんど検挙されていないことになりますよね。

あと2018年の大阪の検挙率は全国でも最低の数字で、21.77%しかありません。
被害届が受理された刑法犯107,023件中23,306件しか検挙出来ていないわけです。

ただこれに関しては大阪の刑法犯認知件数が東京(125,251件)に次ぐ多さの割に、警察官の人数が少ないというのも問題なのかもしれません。
刑法犯認知件数が2割程度しか変わらないのに、大阪府警察は2万人強で警視庁は4万人強と約2倍の開きがあります。

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ドラレコは?

フェラーリにドライブレコーダーが設置されていれば、犯人や原付バイクの特徴などわかりやすいのですが、残念ながらドライブレコーダーは設置されていないようです。
オープンカーだったこともあるのかもしれませんが、今はオープンカーでも設置できるものもいっぱいあります。

被害届を出す際も、ドライブレコーダーの映像があるのとないのでは警察の対応も大きく違ってきます。
本当にドライブレコーダーは必須の時代になりましたね。

今はカメラ性能も上がり高性能なものでも、かなり安くなっています。
カメラの設置も自分で簡単にできてしまうので、是非ドラレコは導入したいところです。