(画像出典元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190914/K10012082361_1909141720_1909141727_01_02.jpg)

サウジアラビアの石油施設にドローンを使用した攻撃が行われたというニュースがありました。
攻撃を行ったと主張しているのはイエメン「フーシ派」です。
イエメン「フーシ派」によると10機のドローンを用いて攻撃したと声明を出していますね。

現地ではドローン攻撃を受けてものすごい火災が発生しています。
被害を受けた石油施設は国営石油会社「サウジアラムコ」の2カ所です。
サウジアラビア東部にある世界最大規模の石油施設とも言われており、この影響は日本にも波及すると思われます。

ていうか原油施設での火災なので簡単には消火できないと思ったのですが、意外にも有効な消火装置がすでにあるみたいです。

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重油火災に有効なジェット式消火器

最近ではジェットエンジンを使用した高速の排気で消火する方法が発明されています。
技術ってすごいですね。

こういった消火装置は一般の火災で使われることはありませんが、特定の火災への効果は抜群です。


(画像出典元:https://jp.reuters.com/article/saudi-aramco-fire-idJPKBN1W0007)

黒煙は未だに凄まじいですが、火の手は収まっており、サウジアラムコのCEOアミン・ナセルによると現在生産再開に向けて作業を進行しているとのこと。
また今回の攻撃での負傷者はいなかったそうです。

あれだけの火災で負傷者がいなかったのは幸いというか、そもそも現場は機械だけで行われており、作業をする人はごく少数なんだと思います。

しかし今回の被害はかなり大きく、アブカイクとクライスのそれぞれの施設で生産が停止し、サウジアラビアの原油生産の約50%が止まったようです。
ここまでの規模だと世界の原油価格への影響も免れません。

もちろん日本も例外ではないでしょう。

日本への影響はガソリンの値上がりだけ?

日本はサウジアラビアからどのくらい原油を輸入しているのでしょうか。
実はサウジアラビアは日本にとって最大の原油の供給を行っている国で、日本の原油総輸入量の約30%を占めています。

今回の火災で日本も影響を受けることになります。

まず予想されるのはガソリンの値上がりですね。
どのくらいの金額が上がるのかはわかりませんが、一時的にかなりの値上げが起きても不思議ではありません。
自動車を所有している人には辛いですね。

原油価格が急騰した場合にはガソリンだけでなく、さまざまな産業に影響が出ます。
おそらくほとんどの企業で物流にしわ寄せが来ます。

運輸業はダイレクトに影響が出るでしょうけど、その他にセメントや鉄鋼、化学製品など様々な分野の値上がりが考えられます。
もしかしたら電気料金への影響もあるかもしれませんね。

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まとめ

今のところはどうなるのかなんとも言えない状況ですが、日本が輸入している原油の約3割への価格高騰があったとして、どのくらい影響が出るのでしょうか。
来月から消費税も上がるし、日本国民にとっても今回の事件は他人事ではないニュースですね。

またドローンでの攻撃という点も、少し怖いなと思ってしまいます。
ドローンの価格低下も進んでいる中、耐火型タイプや長時間飛行が可能なタイプなどバリエーションも出てきています。

ドローンの遠隔操作で、ピンポイントに攻撃できるのはやはり恐怖ですね。
武力組織がそれを簡単に入手、利用できるのも防ぎようがないですから。