東京・荒川区の和菓子店で、冷蔵庫の中から18歳の女子大生の遺体が発見されました。
この和菓子店の経営者であり、亡くなった女子大生の父親が、6日の夜に「娘を切った。死にたい」などと家族に連絡をしてから、連絡がつかず行方不明になっていました。
しかし7日午前中に埼玉県さいたま市岩槻区の川の近くで、首をつった状態の遺体で発見されています。
なんという事件……。
スポンサーリンク
殺害の動機は?
女子大生の娘の木津いぶきさんは冷蔵庫から体育座りの状態で発見されました。
首には絞めつけられた痕があったそうで、父親の電話からすると首を絞めた後に切ったのか、少し謎な部分があります。
結局、父親も死亡しているため、何が起こったのかかなりわかりづらくなります。
警察は父親が娘の木津いぶきさんを殺害後に、お店の冷蔵庫の中に遺体を遺棄したとみて捜査しているようです。
仮に父親が殺害していたとして、殺害の動機はなんだったのでしょうか。
木津いぶきさんを知る小学生時代の友人曰く、「彼女はおとなしく少し暗かったので、友達付き合いも少なかった」と話しています。
外で大人くしくても、家庭内でおとなしいとは限りません。
木津いぶきさんと父親との間になんらかのトラブルがあったのでしょう。
父親本人も自殺していることから、突発的に起こった殺人事件と言えるでしょう。
勢いで娘を殺して、自殺するのであれば、生きて責任を取りたくないということが考えられるので、もともと普段の生活の中になにかあったのかもしれません。
例えば経済的に苦しかったなどの理由があり、そんな状況がありつつも大学へ行かせた娘と衝突したなどはあり得そうですね。
普段の些細なストレスが積み重なって、なにかのタイミングで爆発してしまった可能性は高いでしょう。
家族構成は両親と木津いぶきさんと弟の4人暮らしです。
弟さんと僕の妹は同級生で、かつ同じサッカークラブに通っていた。家族で木津屋のどら焼きを買いによく足を運んだ。店主も奥さんも人当たりの良い人でした。
お悔やみ申し上げます。https://t.co/msUj31Gsku
— 佐々木悠翔|Haruto Sasaki (@harumry5260) July 7, 2019
事件があった和菓子店は「菓匠 木津屋」
カステラや羊羹がおいしいと評判だったようです。
木津屋の水羊かん。
受賞歴だけじゃなく、献上場所も箱に書くものらしい。 #水羊羹
黒糖 ★★★★☆
価格 ★★★☆☆
硬さ ★★★☆☆ pic.twitter.com/RTxjske0ax— ミンス (@MinSu_st) January 23, 2018
現在はシャッターが下りた状態で「都合によりしばらくお休み致します。」との貼り紙がされています。
ただ残された母親とまだ子供の弟だけでは、今後の和菓子店の経営も難しいでしょうね。
ましてや殺人事件があった和菓子屋となると客足も減るでしょう。
羊羹好きなので残念です。
スポンサーリンク
不可解な点
この事件はただの殺人事件とも言えない不可解な点がいくつかあります。
一つ目は「店で娘を切った。死にたい」と親族に電話で話しているのに、木津いぶきさんが絞殺されているという点です。
現時点で死因が明らかになっていないため、今後の報道でわかるかと思われます。
もう一つは女子大生の木津いぶきさんの携帯電話がなくなっている点です。
彼女の携帯電話は事件直後と思われる6日午後7時半頃からすでに電源が入っていない状態だったようです。
通常の親子のトラブルであれば、携帯電話を隠す必要はありません。
遺体を業務用の冷蔵庫の中に入れた理由も不明です。
犯人はもしかしたら別にいるのか、今後の捜査で明らかになってほしいですね。